はじめに
僕は、ドリームマネージャー協会さんから、人生で始めての献本をいただきました。
頂いたのは『記録するだけであなたの夢が10倍叶う! 夢を叶えるドリームマネージャー手帳』という本になります。
<著者のプロフィール>
金村 秀一(かねむら ひでかず)
1973年東京生まれ。東京国際大学経済学部卒。
一般社団法人ドリームマネージャー協会代表理事
ウィルウェイグループ代表取締役社長
弱冠21歳の時に創業。ドリームマネージャー®︎のメソッドをベースとした経営計画による経営により、労働生産性は中小企業の4倍と高い生産性と残業時間ゼロの働き方改革を実現。少数精鋭の強意を生かしながら、現在も過去最高の業績を更新し続けている。再現性の高いドリームマネージャー®︎の思想を広げるために経営塾を主宰し全国の社長の経営のサポートをしている。
この経験からドリームマネージャー手帳を開発。毎年年末に発売した手帳はネット販売だけながら完売が続く。手帳を使いはじめた人から「やりたいことが実現した」「夢が叶った」などのたくさんの感謝の声を頂き、手帳の効果の高さに衝撃を受ける。『子供たちから憧れられるやりたいことや夢に溢れた大人』をひとりでも多く増やしたいと、2019年12月に一般社団法人ドリームマネージャー協会を設立。メインの手帳でスケジュールやタスク管理をしながら、サブ手帳でライフスタイルを見直して、理想の生き方・働き方を創造するサポートをしている。
主な著書に『赤字社員だらけでも営業利益20%をたたき出した社長の経営ノート』(角川中経出版)、『社員29人以下の会社を強くする50の習慣』(明日香出版)など、累計3万部を超える。
僕は献本をいただくのがはじめてだったので、最初はとても心配でした。
怪しいのではなはないかと思っていたのですが、読んでみるととても参考になることが多くありました。
そして、今まで読んだ本の内容と重なる部分が多く、復習に使える本だなと感じました。
また、この本はアウトプットにかなり重きを置いた本になります。
世の中にあるビジネス書や自己啓発本のまとめのような本です。
科学的な引用がなされているわけではありませんが、数々の本に書いてある事柄をより実践しやすく落とし込んでくれています。
本をたくさん読んでいるけれど、生活が変わらないという方におすすめです。
また、人生の岐路に立っている方やあることに挑戦中の方、うまく物事が進まず壁にぶつかっている方にもおすすめできます。
それでは、以下のポイントに分けて紹介していきます。
- 人生における優先順位
- 夢が叶う記録術
- 仲間について
- 上機嫌がツキをもたらす
※本の要約ではなく、僕が吸収したことのアウトプットです。多少内容が異なっている部分や僕の意見が混ざっています。記事の削除を希望される著作権者の方は、お問い合わせフォームよりお知らせください。即刻、削除いたします。
人生における優先順位
壺の話
本書にはあの「壺の話」が登場します。
このブログを始めてお読みになる方もいらっしゃると思うので、復習していきましょう。
「壺の話」の内容は以下になります。
まず、ツボに大きな岩をいっぱいになるまで入れます。
そして、先生が生徒に向かって「これは満杯か?」と聞くのです。
そしてさらに、ツボに砂利をいっぱいに入れます。
そして、先生が生徒に向かって「これは満杯か?」と聞きます。
今度は、ツボに砂をいっぱいに入れます。
そして、先生が生徒に向かって「これは満杯か?」と聞きます。
最後に、ツボに水をいっぱいに入れます。
そして、先生が生徒に向かって「これは満杯か?」と聞きます。
この話から得られる教訓は何でしょうか。
忙しい時でも、時間を最大限うまく使えば予定を詰め込むことができるというものではありません。
ここから得られる教訓は、大きい石を先に入れないと他のものが入る余地がなくなるというものです。
この話は『1%の努力』や『7つの習慣』にもありました。
つまり、自分の人生において重要なものを見極め、やりたいことをやっていかなければ充実したものにはならないのです。
サブ手帳の効果
著者はプライベートの場面で使う手帳のことを「サブ手帳」と読んでいます。
このサブ手帳を活用するとどんな効果があるのでしょうか。
主に以下の3つの効果があります。
- 今やるべきことがはっきりする
- 心に余裕が生まれる
- 自分にとって大切なことがわかる
サブ手帳を活用することで、やるべきことがわかります。
すると迷いが減るので、心にゆとりが生まれるというわけです。
また、自分にとって大切なことがわかるので、「やったほうがいい」という言葉に惑わされなくなります。
僕は大学受験の勉強をしているときに、よく予備校講師の関正生さんから「やったほうがいい」に惑わされるなと言われていました。
「〇〇をやった方がいい」という言葉に惑わされずに、やるべきことをこなしていきましょう。
さらに、ここで重要になるのが「緊急ではないけれど、重要なこと」に取り組むことです。
やりたいことが叶う4つのルール
これから紹介する内容は、僕はかなり印象に残りました。
やりたいことが叶う4つのルールは以下になります。
- 今、1番したいことをする
- わからないことはしなくていい
- できないことはしなくていい
- 無理はしなくていい
僕の経験から例を挙げるとこんな感じです。
まず、1番したいことを考えます。
残念ながら、僕は1番したいことがわかりません。
この場合は、②番の「わからないことはしなくていい」を適用します。
次に、2番目にしたいことを考えます。
僕は、FIREを達成して毎日だらだら暮らしたいと考えました。
しかし、これは③番に当てはまります。
つまり、「できないことはしなくていい」のです。
よって、次に3番目にしたいことを考えます。
僕は、毎日スケボーをしたいと考えました。
しかし、これは④番に当てはまります。
つまり、「無理はしなくていい」のです。
よって、僕はできる日にスケボーをすることにしました。
このように、「やりたいことが叶う4つのルール」を適用することで、今すべきことが見えてきます。
夢が叶う記録術
3つのステップ
夢を叶えるために、記録をしていくことはとても有効です。
本書には、記録をつけることのメリットや記録術が書かれています。
その中で、僕が特に良いと感じた方法を紹介させていただきます。
まず、記録術は3つのステップに分かれています。
- 叶えたい未来をイメージする
- 逆算して未来計画をつくる
- 成長を楽しみながら行動する
叶えたい未来をイメージする
最初に、自分の叶えたい未来をイメージします。
やりたいことを100個、紙に書き出してみましょう。
そして、何日か寝かせておいて再度見直します。
テンションが上がらないものを弾いて、本当にやりたいことを選び出します。
次に、カテゴリーに分けます。
①健康・美容
②生活・価値観
③学び・教養
④人間関係
⑤趣味・楽しみ
⑥旅行・休暇
⑦仕事
⑧お金・貯金
これらのカテゴリーに分けるのです。
『精神科医が見つけた3つの幸福』という本を読んでいる方なら、このカテゴリーが「3つの幸福」をもとにされているなと感じるでしょう。
①〜③が「セロトニン的幸福」に、④〜⑥が「オキシトシン的幸福」に、⑦、⑧が「ドーパミン的幸福」に当てはまります。
やりたいことを整理した後は、毎朝眺めてみましょう。
そうすることで、やりたいことを忘れずにモチベーションをあげることができます。
また、人生において大切にしたいキーワードを探すことも紹介されていました。
これは、『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』に書かれていた内容です。
逆算して未来計画をつくる
未来をイメージした後は、実際に計画をしていきます。
やりたいことを叶える人の特徴は、「短期積み上げ思考」ではなく「長期逆算思考」であると著者は述べています。
ゴールから逆算して、計画を立てることが重要なのです。
計画を立てるときに重要な2つの心構えは以下になります。
- 完璧なものではなく、柔軟なもの
- 全体から始めて、詳細を決める
人生は決して平坦な道のりではありません。
人間関係でトラブルを起こし、何もしたくなる時期があるかもしれません。
突然大きな事故に遭遇し、借金を背負うかもしれません。
そのため、完璧な計画ではなく、ある程度余裕のある柔軟な計画を立てることが肝心です。
そして、旅行を企画するときと同じように、まず目的地などの大きい事柄を決めます。
その後に、細かい計画を立てていきましょう。
本書では、「大谷翔平選手のマンダラチャート」に似ているものや「2種類のガンチャート」といった方法が紹介されていました。
大谷翔平選手がマンダラチャートを利用していることは、少し前に話題になったと思います。
以下の記事がおすすめです。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00325/062900002/
また、「2種類のガンチャート」はとても面白いなと感じました。
これは、締め切りをもうけて行動を記録する「プロジェクトタイプ」のガンチャートと毎日のルーティンを記録する「ルーティンタイプ」のガンチャートのことです。
「プロジェクトタイプ」と「ルーティンタイプ」に分けて記録するというのが斬新的だなと感じました。
また、「理想の1日」と「現実の1日」を比べてみることも面白いと思います。
成長を楽しみながら行動する
何よりも重要なのは「楽しむ」ことです。
楽しいからこそ、継続できます。
そして、継続できるから夢が叶うのです。
つまり、なりたい理想の自分になることができます。
本書には「できることのみを記録する」ということが紹介されていました。
僕も、先ほど分類したカテゴリーごとに記録を残していきたいと思います。
Twitter界のインフルエンサー「クロネコ屋」さんも似たようなツイートをしていました。
https://twitter.com/NINJAkusokuso/status/1474641308937424898?s=20
仲間について
次に夢を語り合う仲間の重要性についてです。
心理学の世界には「ピグマリオン効果」と「オートクライン効果」と呼ばれるものがあるそうです。
他人から期待されることで、成果が向上することを指す。別名「教師期待効果」という。
自分で話すことによって気づきを得ることを指す。つまり、アウトプットをすることで、思考が整理され新たな気づきが生まれるのだ。
よって、自分のやりたいこと他人に話すことはとても意味があると言えます。
これらの効果を利用することができるためです。
また、『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』には「コンフォートゾーン」を出ることが成長につながると書いてありました。
つまり、同じ志を持つものがいると、より挑戦しやすくなるのです。
上機嫌がツキをもたらす
僕はこの本を読んで特に印象に残ったのがこの「上機嫌がツキをもたらす」という言葉です。
ちなみに、僕が最初わからなかったので紹介しますが、「ツキ」とは「幸運」という意味です笑。
どういうことが説明していきます。
人間は何も考えないと不安に襲われるようにできています。
なぜなら、人間は太鼓の昔、周囲に危険がたくさんある環境で生活していたからです。
そのため、「自分の意思」で目の前に起こることを幸せに持っていくことが重要になります。
幸せはなるものではなく、自分で感じるものなのです。
そうすることで、良いことがたくさん起こっていくそうです。
確かに、機嫌の悪い人の周りにはあまり人がいません。
しかし、上機嫌の人の周りにはたくさん人が集まっています。
積極的に幸せを感じ、明るく振る舞うことで周囲にも明るい人が集まり、幸せのスパイラルにハマっていくことができるのです。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
自分のやりたいことを叶えるための近道やコツはありません。
大事なのは、全力で遠回りをすることでだそうです。
僕もブログ運営の集客に戸惑っていますが、試行錯誤を重ねて頑張っていきたいと思います。
今回紹介した本は、みなさんが夢ややりたいことを叶えるための助けとなるでしょう。
気になった方はぜひ、手に取ってみてください。
関連書籍としては『すべては「好き嫌い」から始まる』や『やりきる力』がおすすめです。
【著作権者(著者、訳者、出版社)の方へ】
当記事では、本が好きという方に対して面白い本を紹介することを目的としています。
書籍上の表現をそのまま使うのではなく、自分の言葉で描き直すように心がけています。
また、本に対してネガティブな印象を与えないことはもちろん、ポジティブな印象を与えられるように記事を執筆しています。
しかし、万が一行き届かない点があり、記事の削除を望む所有者様がいましたら、お手数ですが、
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までご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いします。
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