はじめに
今回紹介する本は両@リベ大学長の著書『本当の自由を手に入れる お金の大学』になります。
<著者のプロフィール>
両@リベ大 学長
リベラルアーツ大学学長。「日本一自由な会社」の社長。高校在学中に企業し、ITビジネスと投資で10代にして年間1億円以上を稼いだが、数々の失敗も経験し、優秀な経営者仲間やモルディブの大富豪から「本当の社会の仕組み」や「人生を豊かに生きる知恵」を学ぶ。
以降本業で20年以上稼ぎ続けながら、「自由な人を増やす」という夢を叶えるために家族や友人向けに発信を始めた通称「リベ大」は、節約・税金・投資・副業のリアルガチなお金の教養を軽妙な関西弁でわかりやすく解説する内容でSNSを中心に熱狂的な支持を得る。
・YouTube総動画本数1500本超
・累計再生回数5.5億回
・チャンネル登録者数220万人
・Twitterフォロワー数47万人
・公式ブログ月間330万PV
・Instagramフォロワー数41万人
この本は、僕が今まで読んできた本の中でも特におすすめできる本です。
この本の著者である両学長はYouTubeで動画投稿もしています。
チャンネル登録者数は、なんと195万人です(2022年4月1日現在)。
その動画の内容が体系的に一冊にまとまったのが、この一冊になります。
お金に関する知識を総合的に習得できる、まさにバイブルと呼べる一冊です。
最近では1500円ぐらいの書籍が多くなってきている中、この本は1000円ちょいで購入できます。
内容からすれば、コスパが良すぎます。
僕は大学に通わせてもらっていますが、高額な授業料を払っていることを考えると悲しくなります。
この本を読むことで、お金に関することを「知識武装」することができます。
「知識武装」することは、詐欺などから身を守ることができるので、大切です。
著者の口癖(名言)に、「今日が1番若い日です。」という言葉があります。
この本を読み、自由を求めて進み続けましょう。
以下のポイントに分けて紹介します。
- お金にまつわる5つの力
- 保険に対する考え方
- 相見積もり
- 消費と浪費は違う
※本の要約ではなく、僕が吸収したことのアウトプットです。多少内容が異なっている部分や僕の意見が混ざっています。記事の削除を希望される著作権者の方は、お問い合わせフォームよりお知らせください。即刻、削除いたします。
お金にまつわる5つの力
まず、お金持ちとはどのような状態でしょうか。
それは「生活費<資産所得」の状態です。
この状態を達成するためには、5つの力が必要だと著者はいいます。
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
この本の面白いところは4,5番について解説されているところです。
世の中にあるお金に関する多くの本は1~3のことについては満遍なく書いてあったりします。
しかし、ここでいう4,5番について書かれている本はそう多くありません。
それでは、簡単に紹介していきます。
貯める力
貯める力を鍛える時のコンセプトは「満足度をさげずに、支出を抑える」です。
僕は最初「そんなこと可能なの?」と思いましたが、可能らしいです。
ポイントは”固定費”にあります。
本書では、「通信費」「光熱費」「保険」「家」「車」「税金」を6台固定費として扱っています。
次の章で、僕が「すげぇ〜」と思った「保険」について詳しく紹介します。
「税金」については、『お金持ちになれる黄金お羽根の拾い方』という本がおすすめです。
これら6大固定費を見直す際は本書をぜひ、参考にしてみてください。
見直す際は「経済上の損得」と「感情」を分けて考えることが重要です。
消費と浪費を分けるのです。
これについては、また後で紹介します。
この貯める力については、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんも『ジェイソン流 お金の増やし方』という本で特に強調していました。
稼ぐ力
経済的自立を達成するのに最も早い方法は「稼ぐ力」を伸ばすことです。
方法は主に2つです。
「転職」と「副業」です。
「転職」については、『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』にもありました。
確定申告の際の住民税の申告欄に「普通徴収」にチェックを入れれば良いのです。
念の為、市役所に確認することも行いましょう。
本書では、著者のおすすめの「副業」も紹介されています。
ぜひ、チェックしてみてください。
僕は、著者に影響されてブログ運営に挑戦しました。
まだ収益はありませんが、今後も多くの人に面白い本を紹介していくことを続けていきたいと思っています。
また、学長は「三方良し」の商売をすすめています。
これについては、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』がおすすめです。
今後紹介していきます。
増やす力
「増やす力」におけるポイントは以下の3つです。
- 長期投資
- インデックスファンド
- ドルコスト平均法
僕は最近、S&P500に連動したインデックスファンドを積み立て始めました。
大学生の僕は常時金欠で、なかなかうまく積み立てられていないですが、今後改善していきたいと思います。
また、お金の取り崩し方法については2種類紹介されていました。
「引退時の資産の4%を定額で取り崩し続ける方法」と「4%を定率で取り崩す方法」です。
「引退時の資産の4%を定額で取り崩し続ける方法」については『FIRE 最強の早期リタイア術』がおすすめです。
「4%を定率で取り崩す方法」は『ウォール街のランダム・ウォーカー』という本に詳しく記載されています。
今後紹介していきます。
守る力
資産を形成しても、減らしてしまうと経済的自立を維持することはできません。
そこで、「守る力」が必要になります。
『バビロンの大富豪の教え』という本にあるように「守り無くして、繁栄なし」なのです。
ポイントは「手数料」と「インフレ」です。
これについては、『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』にも書いてありました。
使う力
僕はこの本を読んで、お金に対する考え方が変わったように思います。
今までは、お金は大事だからなるべく使わない方が良いと考えていました。
しかし、お金そのものは目的ではないといことに気付かされました。
お金は、幸せになるための手段なのです。
幸せになるためには「人・社会とのつながり」が大切になります。
そのためには、「寄付」「友人・家族へのプレゼント」「豊かな浪費」「自己投資」「時間を買う」ということにお金を使うといいでしょう。
「豊かな浪費」とは、誰からなんと言われようとも「好きなんだ!」と言えるものにお金を使うことです。
僕は最近、スケボーを購入しました。
本当に面白いので、おすすめです笑。
保険に対する考え方
必要な保険は何か
保険は本来、起こる確率は低いけれど、もし起きてしまったら大損失を被ってしまうリスクに備えるものです。
さまざまな出来事に対して、保険というカードで備えるのはあまり効率的ではありません。
出来事に応じた対処法で備える必要があります。
本書ではとてもわかりやすい保険の考え方がのっていました。
確率大、損失大 → そもそも近寄るな
確率大、損失小 → 貯金で備える
確率小、損失大 → 保険で備える
確率小、損失小 → 貯金で備える
この原理原則を踏まえると、著者が必要だという保険は以下の3つになります。
- 掛け捨ての生命保険
- 火災保険
- 自動車保険(車両保険は不要)
AppleCareについて
話が変わりますが、僕は最近までAppleCareという保険に入っていました。
なぜなら、携帯の画面をよく割っていたからです。
しかし、ここでよく考えてみることにしました。
すると、画面を割ってしまう確率は高いけれど、人生を左右するほど大きな損失ではないことに気がつきます。
そのため、AppleCareをつけないことにしました。
貯金で備えることにしたのです。
残念ながら、その次の月にカメラのレンズを割ってしまいました。
かかった費用は5万円です。
人生とはそいうものなのでしょう悲。
でも、後悔はありません。
貯金で備えると決めたのです。
相見積もり
相見積もりを取ることは、さまざまな場面で役に立ちます。
家を購入するときに、仲介手数料を複数の不動産会社で見積もりをすることで、安く家を買えるでしょう。
これは「貯める力」になります。
また、転職活動などで自分のことを複数の会社で見積もることで、より待遇の良い会社に転職できることもあるでしょう。
これは「稼ぐ力」になります。
さらに、株式などの商品を購入するときに、手数料を比べることで”合法ぼったくり商品”を避けることができるでしょう。
これは「増やす力」になります。
このように、相見積もりをとることはお金にまつわる5つの力の基礎になっています。
少し手間がかかりますが、何かをするときには比較する癖をつけましょう。
消費と浪費は違う
先ほど、「使う力」のところで浪費は人生を豊かにすると紹介しました。
しかし、大事なのは消費と浪費をしっかり分けることです。
浪費ばかりしていては、経済的自由を手に入れるのに時間がかかってしまいます。
かといって、浪費を全くしないで生活していても幸せにはなれません。
死ぬときにお金持ち状態になるだけです。
大事なことは、バランスです。
自分の価値観を整理して、「貯める力」と「使う力」、その他の力を伸ばしていきましょう。
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
皆様に、少しでも読書に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
今回紹介した本は、著者がよくYouTubeライブで言っているように、一家に一冊あってもいいぐらいの本です。
お金に対して、不安を抱いている方などはこの本を読むことでスッキリするでしょう。
著者のYouTubeチャンネルはこちらになります。
https://www.youtube.com/c/ryogakucho
【著作権者(著者、訳者、出版社)の方へ】
当記事では、本が好きという方に対して面白い本を紹介することを目的としています。
書籍上の表現をそのまま使うのではなく、自分の言葉で描き直すように心がけています。
また、本に対してネガティブな印象を与えないことはもちろん、ポジティブな印象を与えられるように記事を執筆しています。
しかし、万が一行き届かない点があり、記事の削除を望む所有者様がいましたら、お手数ですが、
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